農業の転換期
世界で最も多い職業は農業。
世界の産業は農業から始まり、農業が定住生活を実現させ、人が集まることで文明も学問も生まれた。
これだけ人類は進化を続けているにも関わらず、何故これほど多くの人々が飢餓貧困に苦しんでいるのだろうか。
これではいくら各国が食糧支援しても何時まで経っても解決しない。
飢餓は貧困から生まれるのであり、貧困を無くさない限り永遠に続く。
土地は幾らでもあり、十分自活出来るはずなのだが現状はそうではない。
世界各地で砂漠化、農地の荒廃が進み、表土が復元しない。
原因は近代農法など幾つかあるが、これを解決しない限り貧困、飢餓問題は解決しない。
世界全体の食糧生産は世界人口に対して十分だが、食糧が彼らにまで行き届かない。
食糧は市場を通して売買される為、購買力のある国や人々に集中するからだ。
つまり貧しさゆえに食糧が手に入らない。
お金がかかり過ぎる農業は間違っている。
間違っているから業として成り立たず、農地の荒廃・放棄も進む。
表土の荒廃が進むほど貧困と飢餓は増えて行く。
このまま進めばどうなるのか、その危機感は誰もが抱いている。
砂漠であろうががれ地であろうが自然界の仕組みを理解、人知で臨めば簡単に緑地に出来る。
表土を復元、生態系を維持しながら生産可能な農業。
労力をさほど使わず、肥料、農薬、大量の水を必要としない農業、その転換期に来ている。
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